診療について

こんなお悩みはありませんか?

気分が落ち込んで何もやる気が出ない
憂うつな気持ちがずっと続いている
何をしても楽しくない
人混みが怖い
仕事や学校に行けない
急に息苦しくなってパニックになる
眠れない日々が続く
食欲がない、または食べすぎてしまう
不安な気持ちが消えない
こころのクリニック平尾では、忙しい現代社会の中で、ライフステージによって変わるさまざまな悩みに耳を傾け、こころの元気を取り戻すお手伝いができればと思っています。我慢し続けてしまうと、少しの体調の変化からだんだん症状が重なってきてしまうこともあります。最近辛いな、体調がおかしいなと感じたら、どこに相談していいのか分からない、こんなことで来院してもいいのかな、そう思われて受診をためらわれている方も、まずは一度ご相談にいらしてください。
診療する主な疾患

不眠症

不眠症は、良質な睡眠が十分にとれず、日中の活動に影響している状態を言います。職場や学校、家庭などのストレスや不安、病気などの体の不調によるもの、お一人お一人の抱える疾患や原因に応じた治療法を進めていく必要があります。必要な場合は、適度に睡眠導入剤も処方してまいりますが、その方の抱える心の問題や生活習慣を改善することで、不眠症が改善されることも多くあります。
~健やかな睡眠のために~
・朝目覚めたら朝日を浴びる
・毎日同じ時間に起床する
・昼寝は30分以内でとる
・夕方にストレッチやぬるま湯のお風呂などで少し体温を上げる
・寝る前にパソコンやスマホを見ない
・寝る前のカフェインやアルコール摂取を控える
症状
寝つきが悪い、夜中に目が覚めてしまい寝つけない、朝早く目が覚めその後眠れない、眠りが浅い、寝た気がしない、熟睡できない など

適応障害

自分の置かれたある特定の環境にうまくなじめず、その人にとってとても辛くストレスを感じるために心や行動にさまざまな症状が現れます。強い不安感を感じたり、涙もろくなったり、過度に心配になったり、神経が過敏になります。また、無断欠勤、不登校、対人トラブルなど行動面でも普段と異なる症状がみられることもあります。ストレスとなる原因がはっきりとしているため、その環境から離れると症状が次第におさまります。まずは、ストレス因を取り除き、環境と整えていくことが大切です。ストレスに対しどのように感じているのかじっくりとお話をお聞きし、現れている症状に対しては薬物療法を取り入れながら、一緒に治療に取り組みます。
症状
抑うつ気分、気持ちが落ち込む、何をしても不安だ、焦ってしまう、食欲がない、暴飲暴食、ケンカばかりしてしまう、胸がドキドキする、めまい、眠れない、腹痛、指しゃぶりや赤ちゃん言葉などの赤ちゃん返りなど(子どもの場合)

うつ病

私たちは生きていく上で、さまざまなストレスや苦悩を感じています。辛いな・・と気持ちが落ち込んで立ち直れないと感じることもあるかもしれません。そのような感情は誰にでも起こりうることですが、憂うつな気分、何に対してもやる気が出ないなどの抑うつ状態が1日中・長い期間続いている場合、うつ病の可能性があります。そのような気持ちが続くと、自分はダメな人間と感じて、考えることも、人と話すこともできなくなり、生活していくことが困難になってしまいます。
まずは、今まで頑張ってきた心と体を休めることが大切です。ご本人、必要であればご家族に、病気に対しての理解をしていただきながら、治療を始めます。適切な薬物療法と、再発を繰り返さないよう環境調整・心理療法を中心にじっくりと向き合っていきます。
症状
憂うつな気分が続く、何をしても楽しくない、何もやる気が起きない、自分を責めてしまう、涙がすぐ出てくる、考える力が湧かない、眠れない、食欲がない、胸がドキドキする、頭痛、吐き気や嘔吐、体がだるい など

双極性障害(躁鬱病)

双極性障害(躁鬱病)は、調子が良くてハイテンションな躁状態と、強い憂うつ感があり気持ちが落ち込むうつ状態の両極端な症状を数ヶ月から数年の期間で繰り返す病気です。病状によって、Ⅰ型(躁状態とうつ状態)とⅡ型(軽躁状態とうつ状態)に分けられます。Ⅰ型の躁状態は、爽快感が強く、次々にアイデアが浮かんできたり、何でもできるような気分になり、あまり眠らなくても元気に活動します。社会生活においてトラブルも多くなります。Ⅱ型の軽躁状態は、Ⅰ型の躁状態が軽い状態で、機転がきき、仕事がスムーズにいく事も多いため気分良く過ごせます。そのため、自分も周囲も気付かず、うつ病を繰り返していると思っている方がいらっしゃいます。双極性障害(躁鬱病)とうつ病は、まったく違う病気で治療法も異なります。躁状態の時は気分が良いので、治療を受けない人も多いのですが、うつ状態のときだけうつ病の治療を受けても双極性障害は治らないので、両方の症状を見極めることが大切です。
症状
寝なくても元気、浪費、話し続けるが人の話は聞かない、イライラ、焦っているなどの躁症状とうつ病の症状を周期的に繰り返す 

パニック障害

突然何の前触れもなく、胸がドキドキして、呼吸が苦しくなってこのままでは死んでしまうのではないかと思うほどのパニック発作が繰り返される病気です。どこか体の具合が悪いのかと思って、心臓や呼吸器の病院で検査を受けても異常は見つかりません。もしあの発作がまた起きたらどうしようと不安が強くなり、外出できなくなったり、発作が出たときにすぐに逃れられないような状況の電車やエレベーターや人ごみを避けるようになります。このような状態が続くと、自信をなくし生活に支障を来すようになってしまいます。パニック障害は薬物療法が有効な病気です。お薬を服用しながら、パニック発作を予防し不安を軽減させていくことが完治へとつながります。
症状
胸が苦しくなる・冷や汗が出る・手がしびれるなどの発作が突然起きる、発作が繰り返し起こる、また発作が起きるかもしれないと常に不安である、発作が起きそうな苦手な場所がある など

全般性不安障害

日常のいろいろな出来事に対して、過剰なほどに不安を抱いてしまい、その不安を毎日のように継続的に感じてしまうため、心身ともに緊張と疲労が続いてしまう病気です。何か事故や事件に巻き込まれるかも、自分や家族が重大な病気にかかるかも、大きな自然災害が起きるかもなどと毎日のように心配してしまいます。自分でその不安をコントロールできないため、頭痛やめまい・耳鳴り、消化器症状、自律神経失調症の症状が体に現れ、日常生活に支障をきたします。全般性不安障害の症状は、考えすぎだと言われてしまい、周りの人に気づいてもらえないことも多いですが、なかなか言い出せずに我慢してしまっている方も一度ご相談ください。
症状
過剰や不安や心配がずっと続いている、落ち着きがない、緊張感が消えない、集中力がない、頭痛、肩こり、めまい、胃腸の調子が悪い、眠れない など

強迫性障害

不安や心配な気持ちにかき立てられ、自分でも意味のないことだと分かっていても、あることが頭から離れない、何度も確認せずにはいられない、ある行動をせずにはいられないなどの症状を繰り返してしまうため、社会生活に支障をきたします。例えば、戸締りやガスの元栓などを何度も確認したり、不潔なのではないかと繰り返し手を洗ってしまったり、数字にこだわりすぎたりなどの行為を自分でもやめることができません。こだわりすぎるあまり、周りに迷惑をかけてしまっているなと感じる場合は受診をおすすめします。
症状
戸締りをしたかなどを確認しに何度も帰ってしまう、不潔なものを触った恐怖が消えず何度も手を洗ってしまう、事件や事故が起きていないか何度も確認してしまう、数字やものの位置や順番にこだわりすぎてしまう など

解離性障害

辛い体験をしてしまったために受けた大きなストレスが原因で、記憶や意識、感覚が失われた状態を言います。記憶の一部が抜け落ちてしまったり、自分が誰か分からなくなることもあります。また、体が思うように動かせなくなったり、感覚が失われるなどの症状も出ます。これらは、人間に備わった一種の防衛反応でもあります。安心できる環境を整え、ご家族など周りの方々とともにゆっくり治療を進めていくことが大切です。
症状
あるストレスをきっかけに記憶をなくしてしまう、自分が誰なのか分からなくなる、体が硬くて動けないときがある、言葉が出てこない、目が見えない など

身体表現性障害

ストレスが身体の症状となって表れてしまっている状態です。体の痛みや、めまい、消化器症状などの不調が出ているにも関わらず、検査をしても何も異常が見つかりません。調子が悪いのに原因が分からないので、病気なのではないかという不安がつのって苦しい状態が続きます。また、実際は痛くないのに、痛いと感じてしまったり、痛みにとらわれてしまうこともあります。原因となるストレスから逃れるために、身体の症状に意識を向けてしまっていて、心身ともに辛い状態です。
症状
頭痛、胃痛、吐き気、下痢、身体の疼痛、喉がしめつけられるなどの身体の不調が続く、またその原因を病院で検査しても異常が見つからない、何か重大な病気にかかっているのではないかという心配がつきない など

摂食障害

摂食障害は、食事を摂らなくなってしまう拒食と、極端に食べすぎてしまう過食の2つに大別されます。辛い経験がストレスとなり、食欲がなくなったり、ストレス解消のために食べすぎてしまうことはよくあることですが、体重がどんどん減っているのに痩せ体型を維持しようとしたり、逆に食べすぎてしまった後に、後悔して吐いたり、下剤を乱用したりする行動が見られると、摂食障害の治療が必要と考えられます。
症状
極端にやせているのに食事をとっていない、生理が来ないまたは生理不順、イライラが続く、集中できない、やせたいという願望が止まらない、誰もいないときに大量に食べてしまう、食べた後にのどに指を入れて吐いてしまう など

発達障害

発達障害は、生まれつき脳の一部の機能に障害があると考えられており、自閉スペクトラム症(以前は自閉症、アスペルガー症候群)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害、発達性運動協調障害などいくつかのタイプに分類されます。一つのタイプの特徴が目立つ事もあれば、併存する事もあります。また、子供の頃には症状に気づかず、大人になって社会生活を送るようになってから、周りとうまくいかずに発達障害だと診断される人もいます。その人の持った特性を、本人やご家族・周りの人が理解し、その人に合った支援を受けながら、自分らしく生きていくことが大切です。
症状
子どもの場合
目が合わない、一人遊びが多い、他の子どもに興味を示さない、集団行動が苦手、会話がつながらない、自分の好きなことへは熱中する、じっとしていられない、順番を待てない、人の話を最後まで聞けない など
大人の場合
人と違う気がする、他人とうまくコミュニケーションが取れない、整理整頓ができない、時間が守れない、仕事のミスが多い など

統合失調症

考えや気持ちがうまくまとまらなくなり、幻覚や妄想などの症状が起こる精神疾患です。自分の悪口を言っているような声が聞こえたり、自分に関する情報が周囲に流れているというような被害妄想などの陽性症状と、やる気がなくなり引きこもったり、感情が乏しくなったりする陰性症状が主な症状です。幻覚や妄想などは、本人にとっては実際の現実のように思えることが多く、自分では病気だと気づきにくいことがあります。周りの人が気づいてあげることが、早期発見につながります。
症状
幻覚、幻聴、妄想、独り言を言っている、ニヤニヤ笑っている、自分に命令する声が聞こえる、話にまとまりがない、相手が何を言っているのか分からない、引きこもるようになった、感情が鈍くなった など

物忘れ、認知症

歳とともに物覚えが悪くなったり、人の名前や言葉がなかなか出てこなかったりなどの、加齢による物忘れの範囲を超えて、脳の認知機能の低下によりさまざまな障害を起こしている状態を認知症と言います。
起きた出来事の一部を忘れる物忘れと違って、起きた出来事自体を忘れてしまうのが認知症です。症状が進んでくると、被害妄想の症状が出たり、怒りっぽくなったり、料理や計算のミスや、いつもの道を間違えたりなど、生活に支障が出てきます。ご家族の負担も増えてくるので、早期発見早期治療で進行を抑えることが大切です。ご自分やご家族で気になる症状が見られたらお早めにご相談ください。
症状
さっきしたことを思い出せない・忘れている、同じことを何度も言う、いつもの道を間違える、料理の段取りができない、お金の計算ができない、怒りっぽくなった、身だしなみに気を使わなくなった など

漢方に関して

皆さん、漢方に対してどんなイメージをお持ちでしょうか。
「風邪には葛根湯」「苦いけど、普通の薬よりは安心して飲める」「自然にあるもので作っている」などでしょうか。薬には抵抗あるけど、漢方なら良いかなという方も多いと思います。
当院では、不眠や抑うつ、不安、落ち着かない、便秘、立ちくらみ、体力低下などに対して漢方も処方しております。
漢方は、人が本来持つ「自然治癒力」を高める効果があると言われており、症状が増えて行く前の早めの内服が効果を感じやすいと思います。
症状が重くなる前に、是非ご相談ください。漢方をご希望の際は、問診票にお書きください。
リラックスできる院内